物忘れ外来
「最近忘れっぽくなった」というのは、誰でも感じることです。でも、それを全て年のせいだと決めつけてはいけません。
物忘れには、正常加齢によるものと認知症の初期段階とがあります。
もし、こんな症状を感じていたらご相談ください
- ものの名前が思い出せない。
- 同じものを何度も買ってきてしまう
- しまい忘れや置き忘れがある。
- 財布やクレジットカード、通帳や鍵など、大事なものを失くすようになった
ご家族のこんな症状にお気付きの方もご相談ください。
- 時間や場所の感覚が不確かになってきた。
- 何度も同じことを言ったり、尋ねたりする。
- 慣れている場所で道に迷った。
- 薬の管理ができなくなった。
- 以前好きだったことや、趣味に対して興味が薄れた。
- 身だしなみに気を遣わなくなった。
- 鍋をこがしたり、水道の閉め忘れが目立つようになった。
- 料理のレパートリーが減り同じ料理ばかり作るようになった。
- 以前より怒りっぽくなった。
- 財布を盗まれたといって騒ぐことがある。
- 映画やドラマを理解できない。
診察と検査について。
- 当院の物忘れ外来は、通常診療時間内に随時受け付けております。
- 初診時に問診と長谷川式簡易知能スケールという物忘れ検査を行い、必要に応じてMRI検査なども行って、診断致します。そして、診断結果に応じた治療や対応を致します。一口に物忘れと言っても、認知症の他にも病気が隠れていることもあり、注意が必要です。
- 患者様の中には、病院に行きたがらない方もいらっしゃいます。そのため、受診までに何年もかかってしまったという例も少なくありません。患者本人を連れて来なければいけないと思っているご家族も多いようですが、当院では、ご家族や日常の状態のわかる方のみによるご相談も受け付けております。
- 認知症の問題行動で困っているご家族の方もご来院ください。